担当者紹介

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自己紹介
「ボランティア」という言葉が馴染みの薄かった昭和40年代末から、障がいで車椅子にお乗りの方のボランティア活動を始め、 それが縁で社会人の一時期は指導員として通所訓練施設に勤めました。
 
その後、福祉とは別の世界で仕事をしてきましたが、50才の時に「福祉タクシー 朗(あき)」として介護タクシーを始め、丸5年を経過した2011年6月から、アイラス福祉移送ネットワークで新規開業者をサポートする仕事をしております。
 
社会人時代の営業マンの経験や、介護タクシードライバーのとしての経験やノウハウを新人に伝え、「売上がきちんと上がって、事業として5年10年と継続していけるお手伝いをしたい。」と考えております。
 
また、旅行が一番の趣味で、日本各地の温泉など、暇を見つけて訪れています。その中には障がいをお持ちの方と一緒に出かけた事も何回もあります。「体が不自由な方のお出かけ・旅行の役に立ちたい。」と考えて、介護タクシーの開業を考えている方も多いと思います。そうした面でも私の経験などをお伝えできればと思います。
 
福祉タクシーをしていた頃の屋号で、今でも「あきさん、akisan」で通っています。気軽に声をかけていただければ幸いです。

私がボランティアを始めた頃は、「介護タクシー」はおろか、車椅子のまま乗車できるリフト付きの車自体が無い時代でした。そのため、父母の会(肢体不自児・者父母の会)が、貨物用のバンに貨物用リフトを特注で架装した車で送迎したり、場合によっては一般タクシーの座席に施設のスタッフや親御さんが車いすから抱きかかえて乗っていました。
 
また、当時はバリアフリーという言葉もなく、駅などにもエレベーターはありません。そのため、駅の階段を人海戦術で車いすを持ち上げて昇っていました。
 
今では、リフトやスロープ付きの福祉車両もメーカーのカタログにラインアップされ、デイサービスや介護タクシーも数多く町で見かけるようになり、車椅子の方の外出も便利になったと思います。
 
しかしながら介護タクシーを利用するお客様の立場にたつと、介護タクシーは「いつでも利用したい時に利用できる一般タクシー」ほど、身近な存在ではないのも現実です。 アイラス福祉移送ネットワークの一員として、ご利用者様のニーズにお応えし、QOL(クオリティ オブ ライフ)の向上に寄与するために今後ともがんばっていきます。